あまりのプレッシャーに止めていたタバコを思わず吸ってしまう。
直後、タバコなんか吸っても何も解決しないのに、と後悔する。
ボロボロの二段式鍵盤に繋がったメタシンセらしきシンセサイザーを見かける。
ハードウェア側に全く見た事無いノブらしき音色エディット装置が付いている。
二重〜三重に組み合わされたノブを回しながら、リバーブのかかり具合やホワイトノイズのミックスの調整、高音の出方を削り、最終的には固めでモチっとしたベースの音色を作る。
なぜか、安室奈美恵のトライミーに合わせて作った音色でシンセベースを弾く。
オケに最高に馴染んで気分が良い。
鍵盤は本当にボロボロで、鉄の棒のようなものが突き出てるだけだったり、押しても反応が無かったり、鍵盤が無い部分も有ったりした。
生き残ってる鍵盤も異常に長い形で、現行のピアノやシンセサイザーの鍵盤では無く、大昔のオルガンのような雰囲気。
鍵盤は修理しなきゃダメだな〜、と思いながら目覚める。