コーヒーでも飲んで落ち着こうと喫茶店に入る。
『オリジナルブレンドのアイスコーヒー』と頼もうと思ったのに、なぜか口からは「ブリジナル...ブリジナル...」しか出てこなくて途端に面白くなる。
床にしゃがみこんで笑いを堪えてると、喫茶店の店長さんらしき人が心配して駆け寄ってくる。
コーヒーを飲み、帰る前に買い物をしようと道を歩き出す。
道は両端が木々に囲まれて上下二車線ある広めの田舎道。
進行方向に向かってなだらかな下り坂になっている。
途中、犬の形をした四輪のバイクかバギーに乗った人が、対向車線を猛スピードで走って上ってくるのを目撃する。
形が完全に犬なのが怖い。
カーブでは片足を浮かせて走っていた。
その後、脇道から入ってきた自転車二人乗りのカップルに遭遇。
女性の方が大歓声を上げながら、坂を下って猛スピードで走っていく。
自分だけ徒歩でスピード感が全くないので、なぜか服を地面に敷いてその上に乗り、スケボーのように滑って走る。
だがしかしブレーキが無いのでスピードが出だしたところで恐怖に駆られだし、徐々にスピードを抑えながら走るようにする。
服が擦り切れてるんじゃないかと気になる。
程なくして目覚める。