タバコ屋に用があり、屋外へ出かける。
急激な坂を上りつつ、正体不明ないろいろな店に顔を出しながらウロウロし続ける。
店の人間は仲良さげに見えて、少しこちらを馬鹿にしているように見えて、こちら側からも小馬鹿にされているような感じの距離感。
坂の頂上が見え始める。
どうやら地名は新宿らしいが、場所に見覚えはない。
坂の上では消防署員らしきコスチュームの人間が消防車らしき車両に巨大な銃を突きつける、というテロ的な状況に陥っていた。
消防署員らしき人間も消防車らしき車両も、色は銀や赤ではなく真っ黒。
そのテロ消防署員に対して「どうせこいつは撃てねぇよw」と煽りまくる警察官がいる。
野次馬の市民も周りにかなりの数いるけど大丈夫なのかなぁ、と思っていたら、消防署員は案の定消防車に向けて発砲する。
銃弾の直撃を受けて形状が歪む消防車。
『うわ、本当に撃ちやがったよこいつ...』『仕方ないから避難するか...』という雰囲気でチンタラその場を離れる一般市民の野次馬。
誰も慌てない。
少し坂を下ったところでAが飴をくれる。
周りの知り合いと思しき誰だかわからない人物達が口々に「A、優しい〜!」と誉めたたえる。
その後の記憶が曖昧なまま、気がついたら目覚める。